伝統を守り、見直し、進化し続ける – 銀座若菜のお漬物

12月に入り、ずいぶん冷える日が増えてきました。大根や白菜などの冬野菜が店先にたくさん並ぶようになりましたね。

今回ご紹介するおすすめ商品は、銀座若菜さんのお漬物。
銀座若菜さんは、昭和28年に銀座7丁目(当時の銀座西7丁目)にて始められたお店です。

漬床(つけどこ)の文化」を継承し、発展させる

銀座若菜 冬の商品

「お漬物」と聞いたとき、最初に思いつくものは何でしょうか。きっとそれぞれが違うお漬物をイメージすると思います。例えば大根のお漬物をとっても、沢庵、べったら漬、奈良漬、キムチなど、たくさんの種類が思い浮かびますね。

「漬物王国」とも称されるほどに、日本には発酵の技術を利用した多種多様な漬物があります。

このような漬物の伝統と文化は、地域ごと季節ごとに採れる様々な野菜と、それらを漬け込む「漬床」の豊かさによって育まれてきました。

こだわりその1「漬床(つけどこ)の文化」https://www.ginzawakana.com/html/page4.html

銀座若菜さんは、「漬床」の伝統と文化を受け継ぎ、また発展させながら色とりどりの野菜や食材を用いてお漬物を生み出しています。季節ごとの旬の野菜を使ったおなじみのお漬物をはじめ、果物やとうふ、チーズといった新しいスタイルのお漬物など、オンラインショップを見ているだけでわくわくするラインアップです。

手作り・原料・調味料」へのこだわり

銀座若菜 夏の商品

銀座若菜さんは、漬物の原料からしっかりとこだわりを持って選ばれています。全国の生産者と契約を結び、国産かつその時期に最もおいしい野菜を漬けられるようにしているそうです。

例えば白菜。本来は冬野菜ですが、春から冬にかけ、埼玉、長野、滋賀、岡山と産地を移していくことで、年間を通して、その時期に最も漬物に相応しいものを使えるようにしています。

こだわりその2 手作り・原料・調味料 https://www.ginzawakana.com/html/page5.html

もちろん、調味料にもこだわりがあり、“「家庭でも使う調味料」を基準とし、できるだけ化学調味料を使わないようにしながら、中身が分かる、安心のレシピでの漬物づくりを目指している”とのこと。お漬物は毎日・毎食の食卓に並ぶものですから、こういった気配りが行き届いた商品はとても嬉しい存在です。

また、銀座若菜さんでは手作りの良さも大切にされています。

漬け込み方と素材の品質はもちろんのこと、実は切り方も密接に関係しています。原料の野菜がスパッと綺麗な断面で切られていれば、シャキシャキとした歯ざわりに漬け上がります。

こだわりその2 手作り・原料・調味料 https://www.ginzawakana.com/html/page5.html

この文章を読んだとき、私は思わず唸りました。お漬物のおいしさは素材や調味料だけでなく、切り方にも秘訣があったのです。手間を惜しまず、経験豊かな職人さんたちの目利きと手仕事で切られた野菜の歯ざわりと歯ごたえが、食卓に幸せなアクセントを加えてくれます。

ごはんのお供だけじゃない!お漬物のアレンジレシピも

銀座若菜さんのブログでは、たっぷりの「お漬物愛」が語られています。その中にはアレンジレシピのカテゴリがあり、こんな楽しみ方もあったのか!という発見をたくさんもらえます。

中でも、私がぜひ食べてみたいと思ったのが「スイカ+チーズの味噌漬」。
スイカの赤にチーズの白、散らしたミントの緑がとてもきれいで、写真を見た瞬間に夏が恋しくなりました。夏のレシピなのでしばらくおあずけですが、来年の夏は必ず試してみます。

https://www.ginzawakana.com/blog/?p=588

もうひとつ、今の季節にぴったりなほかほかメニューが「江戸ごぼう太で炊き込みごはん」。
おいしいお漬物の漬け液で炊くごはんですから、絶対においしいはずです。忙しい日でも、銀座若菜さんの「江戸ごぼう太」と炊飯器にお任せすれば、食卓がさみしくなりません!

https://www.ginzawakana.com/blog/?p=219

銀座若菜さんのウェブサイトでは、他にもたくさんのお漬物情報が掲載されています。読むだけでも楽しいですし、気になる商品があれば、年末年始の団らんに向けて、サッと出せてずっとおいしいお漬物を準備されてはいかがでしょうか。

※当記事は、上記「銀座若菜 公式サイト」に掲載されている情報を参照・引用しています。